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ルーレット

ジャンプでHUNTER×HUNTERが再開しました。私はカイトの念能力「クレイジースロット」のことを、ある種の人生訓と考えています。

HUNTER×HUNTERの世界では、「念能力」と呼ばれる一種の超能力があり、天賦の才として与えられた少数を除いて、大半は永く厳しい修練を経て身に付けます。身につけた「念能力」は、各自の性格や思考が色濃く反映し、能力=人格と言っても過言ではありません。

カイトの能力「クレイジースロット」は、9種類の武器をランダムに出現させ、出した武器を使わねば、消すことも他の武器に切り替えることもできないというものです。

カイト自身も「全くもってうっとうしい」と評するこの能力。しかし、この能力にはカイトの人生観が反映していると思います。

念能力というのは、往々にして凄く便利だったり、すごい威力を持っている反面、特定の条件下以外では、全く役に立たなくなったりします。永い修練の果てに身に着けたせっかくの能力が、ある能力に対しては、全く役に立たなくなったりする。

人生と言うのは、どんなに準備しても、用意をしても、予想外のことが降りかかり、否応無く対応と選択を迫られます。カイトはその無駄な準備を放棄したのだと思います。

何の目(武器)が出るか、どんな敵と戦うことになるか、それは知りようが無い。だからどんな目(武器)が出ても、それを粛々と使って切り抜ける。その覚悟が「クレイジースロット」には込められている様に思います。

「ルーレットが回るように毎日が過ぎてゆくんだ 何にどれだけ賭けようか 友達 今がそのときだ」

元ブルーハーツ元ハイロウズ現クロマニヨンズのマーシーこと真島昌利のソロ作品「ルーレット」の一節です。

私にはカイトのキャスケット姿が、マーシーと被って見えます。

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