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善い人

昨日の話しなんですが、新宿に薬を取りに行くため地下鉄に乗りました。空いてる席が一つ。隣の席に黒人の青年が座っていました。特に考えることも無く座り、しばらくして、小竹向原の駅に止まり、隣の黒人青年が「あの・・・池袋?」と下を指差して聞く。一瞬「ここは池袋駅か?」と聞いているのかと思いましたが、アナウンスの「コタケムカイハラ」を「イケブクロ」と聞き間違えはしないだろうというのと、小竹向原は乗換えがあるので「この電車で池袋に行けるか?」と聞きたいのだと判断し、「この電車は池袋へ行きます」とゆっくり言うと、納得した様子。

実を言うと、乗り換えしてもしなくても池袋には行くのです。ただ、乗り換えたほうが池袋で山手線とかに乗り換える場合ホームが近いのですが、それを説明している間にドアが閉まりそうなので、あえてその説明はしませんでした。

池袋に着くと彼は一言「ありがとう」と言い席を立ち、ドアの前でベビーカーを押す母親を先に譲り出て行きました。

当たり前の話なんですが、どの国の人にも、どの人種の人にも、礼節を知っている人もいれば、粗野な人間もいる。

先日観た「私は貝になりたい」で、巣鴨プリズンの看守のなかに一人、戦犯の日本人たちに色々と世話をしてやる気の良い男がいるのですが、最大公約数のアメリカ人は彼のような感じなのです。陽気でお人よしで、ちょっとだけおバカ。

当時の日本人にとってアメリカ人はイコール無慈悲な侵略者という印象だった中、彼のような人間を描くのは、とてもよかったと思います。

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