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あの人の教え

漫画で、小さく描かれた人物の顔の中が描かれていないことがあります。「のっぺら状態」と呼んだりしているのですが、私もデビュー作で「それくらいの小ささなら中身描けよ」と今なら思うようなサイズの顔を「のっぺら状態」で描いていました。

そしてその完成原稿を見た、当時の担当さんに「こーゆーこと(のっぺら)は、しないように。マルチョンでもいいから何か描く事。プロでもこれ(のっぺら)やるひといるけど、ロクな作家にならないから」と言われ、その場で鼻と口だけ描き足しをしました(編集部にペンとインクが常備してあることを、この時初めて知りました)。

あと2年でデビュー20年になる今でも、小さいキャラを描く時、当時の担当さんの「ロクな作家にならないから」の言葉が思い出されます。そしてその言葉は、長年漫画の世界で生きてきて本当のことだったと実感しています。

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