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百合男子

百合男子
大変面白かったです。

「百合もの」つまり女の子同士の恋愛を描いた作品をこよなく愛する男子高校生の七転八倒を描いたコメディなのですが、所々意味深なセリフがあり、考えさせられました。特に「我思う、故に百合あり。…だがそこに我、必要なし。」という言葉に。

憧れ、焦がれる世界でありながら、自分がそこに混ざったら、その世界が壊れてしまうこの二律背反。判る気がします。恥ずかしい話なのですが先日、けいおんのHTTの5人と一緒に文化祭ライブに出るという夢を見たのですが(当方36歳。既婚)好きな作品の好きなキャラが夢に出るのは嬉しいことのはずなのに、私は夢の中で困惑していました。その違和感に。「俺、ここにいちゃいけない」と。

触れたら壊れるくらい儚いからこそ、惹かれてしまう。手に入らないことが約束されているからこそ、無制限の情熱をぶつけられる。「あこがれのからくり」とはそういうものなのかもしれません。

しかし、「次生まれてくるときは、女の子に生まれよう」とか「2次元に生まれよう」とかは思いません。今、この、自分だから好きになれる。そういうものだと思います。

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