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2011年12月

ありがとうございました。

コミックマーケット81参加の皆様、私のスペースまで足を運んでくださった皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

前日からの突発コピー本の製作で、当日の3時まで作業をし、少しでも寝ようと思ったのですが、前日のライブの興奮と、コミケへの緊張でほとんど寝られず、それでも爽やかな朝日に見送られて最後のコミケは始まりました。

今回はレンタカーを借りたのですが、乗用車がほとんど借りられていて無く、残っていたバンを借りました。大型のバンの運転経験はほとんど無いので、緊張しましたが、バンの視野は高く広いので、慣れると運転しやすかったです。

今回は、最後と言うこともあるので、コスプレをして売り子をしました。と言っても、顔に紙のお面を付けただけと言う簡素なものでしたが、映画のけいおんが元ネタなので、多くの人がビックリしたり笑ったり話しかけてくれたり、コスプレの醍醐味を堪能しました。

開始から間断なく売れ続け、新刊のけいおん本は完売、アイマスカレンダーや既刊も納得の売れ行きでした。そして極小部数用意したコピー本は、爆笑と驚愕の視線を獲得しました。目の前の人間を自分の描いたものでバカウケさせるというのは、どんな売り上げにも勝る名誉でした。同人界の江頭2:50に成れた気がしました。

最後と告知していたこともあり、多くの方に暖かい声をかけていただき、正直後ろ髪引かれる思いもありましたが、今回で一旦同人活動は休止させていただきます。

もう少し詳細な「休止へのいきさつ」をペーパーに書こうと思ったのですが、時間と体力の都合で書けなかったので、ここで少しお話させていただきます。

休止の一番の大きな理由は以前お話したとおり、来年から複数の連載が始まるので、そちらに専念したいということなのですが、それとは別に、最近、特にここ1年の間に自分の同人活動に関して思うところがありました。

言うまでも無く、二次創作は厳密には違法行為にあたります、それがここまで大規模に長い間多くの人に黙認され、一つの文化にまで成長したのは、ひとえに描き手の「好き」という気持ちと「愛」の裏打ちがあったからだと、私はこれまで思ってきましたし、今も思っています。そして自分の中の「好き」に正直に活動を続けてきました。

しかし、回を重ねるごとに、活動が形骸化しているような感じが私の中にありました。そして、今年は連載が全く出来なかったこともあり、生活の幾許かを同人の売り上げで賄うようなところがありました。そうなると、もう目標の売り上げのために、何をどう描くのかを考えるようになり始めました。それは、仕事でやっている商業漫画と変わりありません。出した本は全て、好きな題材を好きに描いたつもりでしたが、その裏で「あれを描いてたほうが売り上げが上がったかも」などと考える自分がいました。自分の同人から「好き」が失われつつあると感じながら描き続けるのが辛くなりました。

これは、私自身がそういう人間だったと言うことであって、例えば「好き」「キライ」を完全に切り離して、生活の手段として同人活動をしている人を否定するつもりはありません。もっと言うと、私は「その程度」の人間だった、そういう「性分」の人間だったということです。

自分の同人に「好き」という情熱を取り戻したい。そのために、一度距離を取ろう。そして最後は好きなものを好きなように描き散らかそう。そう考え今回の冬コミに臨みました。新刊は、至らない点もありますが、出せて満足しています。何より「描きてぇ!」という衝動に動かされたった10時間くらいで突貫工事で描いたコピー本を出せたことで、少し「好き」が取り戻せたような感触がありました。

漫画家はミュージシャンや役者のような「ライブ」の無い職業です。しかし、同人は漫画描きにとっての「ライブ」です。自分の描いたものを目の前で読まれる。そして手渡す。その緊張と喜びがあるからこそ多くのプロ漫画家が、平行して同人活動を続けていると思います。

私もまた、その「ライブ」に惹かれた一人です。きっと、遠からずまた戻ってくることになると思いますので、その時は「おかえり」と迎えていただければ幸いです。

改めて、これまで本当にありがとうございました。

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sorachoco ラストライブ!

大掃除も終わり、コミケへの準備を進めている今日、sorachocoのラストライブへ行って来ました!

sorachocoで5年、お二人のユニットでの活動では7年近くになります、そのほとんどのライブを見てきたのですが、今回が最高のパフォーマンスでした。持ち歌を次々に連続して歌うのに、全く息切れせず、それどころか歌うごとにパワーが増してくるようなお二人の姿に圧倒されました。バンドとの息もピッタリで、お客さんも箱が壊れんばかりの大盛り上がりでした。個人的には、ミス・プリムローズのピアノ伴奏版が聴けたのが嬉しかったです。懐かしい曲や新しい曲、そしてこれまでの活動の記録映像で、あっという間のライブでした。

何かが終わると言うことは、何かが始まる、生まれるということです。新しいお二人の門出が良いものになりますように。そしてありがとうございました。お疲れ様でした。

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【緊急告知】 突発コピー本出します!

明日のコミケで、突発コピー本を出します。伝説のBLゲー「学園ハンサム」本です!豪華ゲストアリ!極小部数のみの頒布になりますので、欲しい方は「ハンサムありますか?」と聞いてください!

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動物の日

23日は、1日空けてたので、多摩動物公園へ行きました。多摩動物公園は始めてです。動物園なんてどこも同じと思われるかもしれませんが、同じ動物でも展示方法が変わると、違う姿が見られて、それぞれの動物園の特色が感じられます。多摩動物公園は丘陵地にある動物園なので、高低差を利用した展示が多く、運動不足解消にも良かったです。

5月に生まれたユキヒョウの赤ちゃん(と言っても大人の猫くらいはあります)と、お母さんユキヒョウに馬肉のプレゼントがあり、親子でむさぼる姿が見られました。親子と言えども奪い合うように食べてて、なかなか迫力があります。他にも、チンパンジーの頭のよさが判る展示やライオンを至近距離で見られるライオンバスなど、多摩動物公園ならではの展示が楽しかったです。また、初めて生のコアラを見ました。実は個人的にはコアラにあまり可愛さを感じてなかったのですが、生の動く姿を近くで見ると、可愛く感じます。

帰宅後はウサギのきなこにイチゴをあげました。丁度1歳なのです。おめでとうきなこ。

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冬コミ告知

12月31日の冬コミ3日目に参戦します。スペースは東テ33a「画廊喫茶はぴど」です。

新刊は「けいおん!」本と「2012アイマスカレンダー」です。けいおん本は、映画ネタを詰め込みました。アイマスカレンダーは意地で全キャラを詰め込みました。どちらも全年齢向けです。

けいおん本お買い上げの方、先着80名様に、恒例の缶マグネットとペーパーが付きます。

通頒の予約も開始します。今から注文していただければ31日までにお届けします。

そして、今回の冬コミ参加を最後に、しばらく同人活動を休止することにしました。色々と思うところがあり、また、年明けから連載を複数抱えることになりそうなので、考えた末に決めました。通頒も、一部の作品を除いて、年明けには頒布休止します。

皆さんとお会いできるのは、今回が最後かもしれません。だからこそ、気合を入れて当日に臨みたいです。

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業務連絡。

只今モデムの故障でパソコンのネットが完全に不通状態です。重要な連絡は携帯にお願いします。

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寂しい

最近、原稿が完成する直前に無性に寂しくなることがあります。仕上げが進み、あと何時間で完成するかが見え始めると、遊びの終わりを告げられた子供のように寂しくなります。

おかしな話なのですが「完成しないでくれ」とまで思ってしまいます。完成させるために頑張っているはずなのに。

人生が有限なら、描くことのできる原稿も有限です。一枚描くことは、残された「生涯描ける原稿数」を一枚失うことです。それが切なく寂しい。でも、だからこそ一枚一枚心を込めて描きたいとも思います。

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四周忌

ウメちゃんが死んで、今日で3年目です。未だに毎日線香をあげています。流石に悲しみは薄らぎましたが、それでも忘れることはありません。

昨日から、モカの右目が腫れ、目やにと涙が出るので病院へ連れて行きました。怪我したという感じではなく、ばい菌が入ってしまったのだと思います。目薬を頂きました。

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映画「けいおん!」  唯(ただ)君のために

としまえんで公開日の0時の回を見ました。世界最速です。席の予約をしていたので、余裕を持って家を出たはずなのに、気持ちが変に昂ぶって、自転車をかっ飛ばしていました。

ユナイテッドシネマとしまえんには、続々とけいおんファンが集結。この雰囲気、旧劇場版エヴァ以来だ…!ポップコーンセットを買ってチケットをもぎってもらって劇場内に入るときに、緊張と興奮がマックスになり、口から心臓が出そうでした。

内容は、素晴らしかったの一言に尽きます。以下、少しネタバレあります。

時系列としては、2期最終回の直前、卒業旅行の準備から始まり、旅行本編、帰国後の卒業式という構成で、メインの旅行以外も長い尺がとられていました。全体を貫くテーマとして、梓へ贈る曲(最終回で演奏した「天使にふれたよ!」)を皆で考えるという一本線があり、前半は笑い、後半は感動で涙を振り絞る構成でした。

絵、演出、音楽、演技共に、劇場版だからと変なことはせず、あくまでTV版の路線をブラッシュアップして質を上げていたので、安心して楽しめました。DVDのみの番外編「計画!」を観てると、ニヤリとする小ネタがあります。

私は新婚旅行でイギリスに行ったので、旅行の描写は「あるある」と懐かしい気分になりました。もう少し色んな所に行くエピソードが見たかった気もしますが、その辺は同人で補完します。

この映画は、先輩4人の梓への、ひたすらな思いが描かれていました。進路が決まり、4人は同じ大学に進学が決まっている、そして1人だけ残される梓。寂しくないはずがない。だからこそ4人、とりわけ唯は、梓のためだけの1曲を作り贈る。

誰かのために心からの贈り物を贈る。その素晴らしさ、尊さに胸を打たれました。お金じゃ買えない。お金になんか換算できない、唯一つの貴女のための真心。それを贈る人がいること、受け取ってくれる人がいること。それは何にも換え難い幸せではないでしょうか。エンドロールが流れ終えた後、場内が割れるような拍手が巻き起こりました。私は、ただただ「ありがとう」という気持ちで充たされていました。

帰宅するときは冷たい雨が振っていたのですが、心は暖かでした。帰宅後そのまま冬コミの本のネームを描きましたそう、冬コミの新刊は劇場版「けいおん!」本です。

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