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2012年2月

CRIMSONS 紅き航海者たち

CRIMSONS 紅き航海者たち
ネットでキワ物漫画的に紹介されてたのですが、読んだら大変面白い王道少年漫画でした。

ベニザケを主人公にした漫画なのですが、漫画的なウソとリアリズムのバランスがよく、また巻末で「ウソをウソと断っている」ところも大変好感的です。

およそ描き分けが出来ると思えない同種の魚を、丁寧に描き分けているところに並々ならぬ漫画力を感じます。

毎回冒頭に登場しては哲学的語りを始め、あっという間に食われてしまうミジンコさんたちが、哀しくも、とても愛らしい。また、捕食者の放つ圧倒的な恐怖は、名作パニック映画に匹敵する迫力があります。

恐らく最後に現れるであろう捕食者「釣り人」と「熊」がどのように描かれるのか、いち釣り人として楽しみです。

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新連載はじまります

今週発売のチャンピオンに予告が出ていますが、4月より新連載「スポ×ちゃん!」が、始まります。

長い準備期間でした…去年の1月から取材を開始して、夏に始まる話だったのが秋以降に、冬に、年始に、2月に3月にと延期延期で、本当に始まるのかと疑わしかったのですが、ようやく始まります。4月5日発売号からになると思います。新学期の話で始まるので、丁度いい時期かもしれません。

既にご存知の方も多いと思いますが、去年の1月から道場に通い、大会にも出場しました。今も週1で続けています。

開始が遅くなって、私も読者の皆さんも痺れを切らせたかもしれませんが、その分ネタを充分に練る事が出来ました。どうぞお楽しみに。

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なれる!SE6

なれる!SE6
SE残酷物語も6巻目。今回は中短編集です。相変わらず面白い。大人の戦いは下手なファンタジーよりダイナミックでスリリングで読んで爽快感があります。長く続いて欲しいなぁ。

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友よ

中学時代からの友人が、1月31日に亡くなりました。

彼とは、卒業式に校門前でシャンメリーかけをやった仲で、卒業後、私は青森に引越したのですが、上京するとよく会って、大人になってからもよく飲みに行ってました。不義理で友達の少ない私の数少ない親友でした。

深夜、仕事明けに彼の務めるコンビニに行くと、どんなに久しぶりでも「よぉ」と、まるで昨日も会ったかのような低いテンションで挨拶してくれました。その、中学の頃からの変わらぬ顔で「竹下太ったなぁ」と笑われるのが、なんだか嬉しくて、用も無いのにコーヒーやビールを買うためだけに立ち寄ったりしていました。

知らせを聞いても実感が無かったのですが、お通夜で遺体と対面して、ああもうアイツとは飲みに行けないのだなと痛感しました。告別式にも行くつもりだったのですが、なんだか気持ちが溢れそうで行けませんでした。

この歳になって実感するのですが、何年会わなくても、昔と変わらない温度で会える友人と言うのは本当に貴重で、そんな大切な一人を失ってしまったことに、大きい喪失感を感じます。

独身で実家住まいでアイドルオタの37歳コンビニ店員。と書くと世間的な物差しではダメ男のように見えますが、私は彼の「好きなものを大切にする生き方」にある種の清清しさを感じていました。昔から文才とユーモアのセンスが抜群に良かったので、何度かプロになることを勧めた事がありました。しかし、彼は世間的な成功より、自分のあるがままの生き方を選びました。

「俺が本を出したら、竹下表紙描いてくれよ」卒業式の日、別れ際に言った彼の言葉が何度も耳に蘇ります。

友と家族と酒とタバコとアイドルを愛した男。

ありがとう。さようなら。また飲もう。

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