« 「スポ×ちゃん!」について | トップページ | ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 »

夏に凍死しかけた話

今日は風が強く寒かったですね。こんな日はあの日のことを思い出します。

10年位前、私は第二海堡へ釣りに行きました。第二海堡は東京湾のほぼ真ん中にある人工の島で、砲台があった要塞島です。ここに渡船で渡って夜通し釣りをすることが出来ました(現在は老朽化で立ち入り禁止)。

9月くらいだったと思います。夜釣りにはいい季節です。涼しい夜風を受けながら電気ウキを眺めるというのを想像していたのですが、甘かった。夜から急に風が強くなってきたのです。海の真ん中の小さい島です。風を避ける木も建物も無い。風がみるみるうちに体温を奪っていくのが判りました。風が強すぎてガスコンロも使えません。もう釣りどころではなくなり、竿を放置して窪地になっている所に身を丸くして隠し、夜が明けるのを一睡も出来ず待ち続けました。カルパチア号の救助を待つタイタニック号の乗客の心境でした。ちなみに他の釣り人は、テントを用意してました。

夜明けに少し風が収まったので、ルアーを投げていたら、小さいムツがかかりました。これが唯一の釣果でした。

風は恐ろしい。これ以来、夜釣りには一枚多く羽織るものを持っていくようにしています。

|

« 「スポ×ちゃん!」について | トップページ | ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 »

釣り」カテゴリの記事

コメント

中学生の時にカケルを読んでから、恐らく全ての作品を読ませて頂いてます。

これからも応援しております、竹下先生頑張らなくても良いので息の長い作家であって下さい!

投稿: 通りすがり | 2013年2月20日 (水) 04:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「スポ×ちゃん!」について | トップページ | ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 »