« 冬コミ告知 | トップページ | コミケ85お疲れ様でした »

翠星のガルガンティアと境界の彼方

今年のアニメも一通り放送が終わり、今年は個人的にはオリジナル作品が豊作だった一年でした。中でも「翠星のガルガンティア」と「境界の彼方」の2本にはちょっと別格の思い入れがありました。この2本は主題歌を畑亜貴さんが作詞し茅原実里さんが歌っているという共通点がありますが、内容的にも共通するものがありました。

「ガルガンティア」は、それまで信じてきた価値観も、戦ってきた意味も、帰る故郷も失った少年が、それでも共に生きていく人を見つける物語です。そして「境界の彼方」は、ある少年を殺すことでしか、自分に存在意義を見出せなくなった少女が、何度も少年を殺そうと試みるも、その少年は「僕は君と同じだ」と少女を受け入れてしまう物語です。

どちらも、自分の存在意義を失った者が、誰かの受容によって救われる物語です。

価値が多様化し、「絶対に正しい生き方」というものが見出せない今の日本は、若い人にとって、実はとても生き難い時代なのかもしれない。そんなことをこの2本の作品から感じました。そんな主人公たちに対して、お話の中とはいえ、希望を提示したこの2作は、とても印象に残りました。

また、少し違うのですが、「ガッチャマンクラウズ」も現代の抱える問題に対してある種の解答を模索した物語だったと思います。群像劇の部分が大きく、個人の感情の掘り下げが少なかったのですが、「ゾクリ」と来る悪寒を何度か味わいました。

|

« 冬コミ告知 | トップページ | コミケ85お疲れ様でした »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 冬コミ告知 | トップページ | コミケ85お疲れ様でした »