書籍・雑誌
アクセル・ワールド
「キノの旅」既刊全て読了しました。しかし脳がラノベを読みたがっているので新作に手を伸ばしてみました。
「アクセル・ワールド 1 黒雪姫の帰還」 著・川原礫
電撃小説大賞の大賞を受賞したと言う、いわば鳴り物入りの新作です。
大変読みやすく面白かったです。文章が読み手をぐいぐい引っ張ってくれて、一気に読みました。
主人公は未来の中学生。いじめられっこの彼が、学校一の有名人の先輩と出会い、先輩の導きで新しい世界のドアを開ける。そこには、自分も知らなかった新しい自分がいた。
ニューロリンカーという、「脳の一部と五感をパソコン化してしまう」デバイスや、それを利用した新しいネット世界など、SF的なギミックが多いのですが、現在のパソコンやネットの延長、生活の一部として(簡潔で平易な文章で)描かれているので、今の若い世代にはとても入りやすいと思います。私が学生の頃、ヴァーチャルリアリティと言ったら、ディックや攻殻のようなハードで退廃的なものがほとんどでした。マトリックスを観たとき「なんて判りやすいんだ」と思ったものです。
何度も言いますが、兎に角読みやすかったです。頭の中で、コマ割りしながら読みました。
ヒロインの黒雪姫がとても可愛いです。知的で、常に冷静で落ち着いているのに、嫉妬で自分が抑えられないあたりがとても良いです。
キノの旅
時間もお金も有限です。限られたそれらを、何にどれだけ賭けるか。人生は絶え間ないギャンブルと言えます。
興味があっても、なかなか見る機会、読む機会が無い作品と言うのが、誰にもあるかと思いますが、「キノの旅」は私にとってそんな未読の作品でした。
この年末、少しだけ時間にゆとりが取れそうなので、この機会に手にとってみました。
実に面白い。
連作短編で、各話が短いのも、社会人に優しく嬉しい(笑)仕事の小休止に1話読めます。
ナガレにも、こういった要素を入れても良かったかな。いえ、別にナガレを女にするというわけではありませんよ?
1巻の初版が2000年なので、もう8年以上も前の作品になりますが、不思議な懐かしさと新しさを感じました。
自分の漫画も、8年越しに読まれることがあるのかもしれないと、思いました。




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